猪瀬都知事「標準時2時間前倒し」提案 東京を「世界で最も早く始まる市場」に
どうもロンドン、ニューヨーク、東京で取引市場の24時間を全てカバーしたいというものらしいのだが、それなら取引時間だけ変えれば良いのではないかと思ってしまいますね。
そもそも標準時はどうやって決められたのでしょう?
筆者の知識では、大航海時代のころにロンドンのグリニッジ標準時が運用され始め、朝、昼、晩の自然現象と時刻の関係を合わせるために、経度に準じた補正時間を設定して運用しているというもの。
当時のハイテクと、日照に合わせた歴史的生活を合わせた良い規則だとおもう。
日本はグリニッジ標準時に対して時差-9時間となっている。
標準時より9時間早く定刻が来るのである。
そう言えば、2000年1月1日の有名なミレミアムは世界で一番早く2000年になる国と言って、結構騒ぎになった気がする。
あ、日本で運用が始まったのは、明治時代からです。(文明開化の流れで導入されたように思います。)
ここまで書いてて、やはり時間というのは生活に根ざした基準として運用されているので、いかに経済が重要とはいえ、優先的に検討されうる事項ではないように思います。
で、標準時の議論はいままで議論されなかったのでしょうか?
近年、ワールドワイドで活躍される方々などがよく発言されるようになり、耳にすることも多くなりましたが、世界統一時間を提唱される方々が現れています。
世界統一時間の採用を
確かに言われるとおりであるが、地球の時点に合わせた時刻に慣れてしまった世代にはなかなか難しいものである。
それならいっそのこと、12進法や60進法もやめません?
自然数で多い10進法に合わせたほうが何かとやりやすいでしょ。
まあ、時刻というと、コンピュータの根底では、1970年1月1日からの秒数で把握しているものが多くあります。
内部把握している秒数を、その地域のローカル時間に変換して表示するようにして機能させています。
で、ここにも問題があります。根幹が秒数なので、結構な桁数の数字になります。
近年のコンピュータでは対処されているものも多いようですが、32bit値であるため、20億秒(整数値のためマイナス値を排除)までしかカウントできません。それ以上は桁溢れします。
つまり1970/1/1+20億秒を超えると誤動作するんです。
それって結構未来では?
2038年ごろなんですよね、桁溢れするのって。
筆者もまだ働いているとおもうので、何かしら影響を受けると思いますが、そのころ騒ぎになっているでしょうねぇ。
いまから心構えを持っておきましょう。
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