コンピュータとは何でしょうか?
筆者がコンピュータいわゆる電子計算機に接したのは幼稚園生の頃、カシオかシャープの電卓です。
結構無骨で、厚さ4cm表示画面は電光表示で、結構電気を消費するものでした。
同時期にTVゲームのブロック崩しにも出会いました。確かエポック社製だったと思います。
白黒表示で2〜3種類ぐらいのゲームができたように思います。
データを処理するコンピュータについても、その頃出会っており、親の会社にあそびに行った時に黄色い紙テープにデータ記録を行う馬鹿でかい装置でした。
1970年代に出会ったことになります。
同世代の中ではかなり早くにコンピュータに接したものと思います。
前置きはここまでで、コンピュータとは何でしょう?
情報処理の勉強をする人は必ず習うものがあります。
世界初のコンピュータ ENIAC 1946年(1943年製造開始、1946年納品)
陸軍で弾道計算用途で使われました。
なんと私が出会うほんの24年かそこいらの昔です。
第二次大戦が 1939〜1945年ですから、戦時中に作られ始め、戦後に納品されたことになります。
原爆の莫大な計算は人力で行ったように聞いていますので、これができていればもっと早く作られてしまったのでしょうね。
しかし、教科書が全てではありません。
秘密裏に作られたドイツのZuse Z3 1941年(航空機設計用途)、同じく秘密裏に作られたイギリスのColossus 1943年(暗号解析用途) などがあります。
こちらは第二次大戦中に作られたことになります。すごいことです。
これらから何を感じられるでしょうか?
コンピュータは武器として製造されたのです。情報を分析し、効果的に用いる用途で設計され製造されたのです。
日本におけるコンピュータはどうでしょう?
日本には古来よりアナログコンピュータである算盤があったからでしょうか?戦後になってからと思います。
そもそも日本において最初にコンピュータを目にしたのはTVゲームが多かったのではないでしょうか?
ブロック崩しや、ゲームウォッチ、大ヒットした任天堂のファミリーコンピュータなどなどです。
つまり、日本における初期のコンピュータ認知としては玩具として受け入れられたといっても過言ではないように思います。
おそらくこれには次の理由があると思います。
・計算は算盤で間に合っていた。(お金の計算に関わるほぼすべての人が使えた)
・日本語処理が困難だった。(8bitコンピュータでは英数字とカナ及び記号が精一杯)
こういった事情もあり、コンピュータ=玩具 → 遊ぶものだ!! という思考が根底に定着してはいないでしょうか?
ここで元に戻ってみましょう、そう、コンピュータとは武器なのです。情報を分析し効果的に使うためのものなのです。
今の日本の閉塞感、コンピュータがうまく使えないこともひとつの理由になっているように思えてなりません。
コンピュータは武器なのです、効果的に利用しましょう。
筆者は、もうひとつ「情報を分析し探求するもの」であるを加えたいと思います。
コンピュータとは
武器である
探求するものである
探求は楽しい。実に楽しい。
好き放題書きましたが、何かのお役に立てれば幸いです。それではまた。
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