初めに
apache cordovaでJavaScriptだけでAndroidアプリが作成出来てしまい、感動している筆者です。それならと、9leap.netで公開されている、WebGLを使ったサンプルをcordovaで動作させられないものかと挑戦してみました。
cordovaでプロジェクト準備
最初にcordova createでプロジェクトを準備します。次のコマンドは、drawtextureというプロジェクトを作成しています。
cordova create drawtexture今回はandroidが対象なので、プラットフォームはandroidを指定します。
cordova platforms add android
javaScript関係を準備
プロジェクトフォルダに移動して、javaScript関係を準備します。cd drawtexture/www
index.html やjavaScriptを準備します。
いざ動作させてみよう
プロジェクトが準備出来たので、USBデバックを有効化したAndroid機をUSBケーブルでPCに接続し、次のコマンドにてインストールします。cordova run android簡単だ、と言いたいところでしたが、Android 4.4なので、WebGLは使えず「Error creating WebGL context.」とのエラーが発生しました。
どうもWebGL対応はAndroid5.0からで、Android4.4では何かしらの対応をしないと使えないようです。
crosswalkを使ってWebGL化
cordovaではWebViewにOS標準のブラウザを使用しますので、OSのバージョンに影響を受けます。仕方ないことかと思ったのですが、crosswalkというブラウザ機能をcordovaアプリに内包させてしまうモジュールがありました。
実はcrosswalkは支倉さんに教えていただきました。ありがとうございます。
使い方なのですが、至って簡単です。次のプラグインをインストールしてしまえば問題なく使えます。
cordova plugin add cordova-plugin-crosswork-webview
さっそくインストール
次のコマンドでAndroid実機にインストールして起動してみます。cordova run android正常動作と言いたいところですが、次のエラーとなりインストールが行われませんでした。
Failure [INSTALL_FAILED_VERSION_DOWNGRADE]
バージョンダウンでインストールする方法
エラーメッセージ「INSTALL_FAILED_VERSION_DOWNGRADE」から、バージョンの不一致にて問題があるようです。とりあえずバージョンダウンでインストール出来ればということで、ネット検索したところ、次の記事にたどり着きました。
[Android] Android4.2でアプリのバージョンダウンをする方法 さっそくこの方法で、インストール実施。
cordova build android adb install -r -d platforms/android/build/outputs/apk/android-armv7-debug.apk正常終了したので、スマホで起動したところ正常動作が確認できました。
次が動いている状況です。
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