筆者は被害者
筆者の子供にも受講させているので、この件では筆者も被害者ということになります。部外者による侵入ではなく、内部関係者による持ち出しが疑われる点を認めているところなど、問題に真摯に向かい合っている姿勢が感じられることもあり、比較的好意的に受け止めています。
問題は、流出データをDMに使用したジャストシステムです。
公文との連携で始めたスマイルゼミ、きっと少子化の状況から利用者獲得に血眼になっていたのでしょう。
通信教育受講者の個人情報をまとめて2000万人分とは(そのすべてを入手してはないでしょうが)、マーケティングに多大な効果を期待できることは明白ながら、入手ルートに興味が湧くのは当然でしょう。
疑問に思っても聞かなかったと言うことなのか?。答えてもらえなかったのか、聞かなかったことにしたのか。
老舗ながら、MSの台頭に伴うワープロソフト不振から立ち直り、ホームページ作成ソフトなど多角化を図り一部上場まで成し遂げた企業だが、少々成功を急ぎすぎたのではないかと思ってしまいます。
個人情報を隠すのは無理
ただ、個人的には個人情報を隠しておくことって事実上無理なんだと思います。隠してあるから無法者たちに利用されてしまう。オープンであれば価値も下がると思うのは言いすぎだろうか。
消費者側ももう少し冷静になったほうが良いと思う。
流出ルート
現在公表されている流出ルートは以下のとおり。ベネッセコーポレーション→ シンフォーム(システム運営) →派遣SEによる持ち出し→各種名簿業者(詳細不明)→ 文献社(名簿業者)→ ジャストシステム
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