2015/05/06

5/06/2015
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 先日届いたfreetel priori2のレビューです。

最初に荷姿です

 まあ、荷姿は至って普通です。

箱から出した状態です

 今回は、SIMカードとスマホ本体(priori2)を一緒に購入したので、あんしんセッティングサービスの対象となり、スマホにSIMカードセット済です。
 色々説明書が入っていますが、ズバリ電源入れるだけで電話として使えてしまいます。
 大手キャリアで購入した場合でもSIMカードはユーザ側でセットするタイプがあるので、このサービスは嬉しい人多いと思います。



色々なデータ移行

 既存のスマホの情報を移動するわけですが、これはSDカードを差し替えて写真関係は移行しました。(今回は格安としたので、注文時にSDカードを省略したため)
 電話帳(アドレス帳?)はGoogleアカウント設定で移行終了としたいところでしたが、既存スマホ(SH107)本体に登録された情報は移行されませんでした。
 本体に登録された情報は、電話帳>設定>送信>メールへ添付>全件添付を選択し、送付先は自分のメールアドレスを指定します。
 新しいスマホにメールが送付されますので、添付ファイルをクリックすれば電話帳(アドレス帳?)の移行は完了します。
 あとはアプリですね、googleアカウントを設定したわけですから、自動で行ったのかもしれませんが、いつも使うRadicoとIP PhoneのSmartalkをGooglePlayよりインストールし、とりあえず移行完了。

IP電話 Smartalkは使えるか?

 既存のスマホ(SH107)では既存スマホ側の話し声が届かないことが多く、今回のpriori2でどうなるのか?
 まず、Wifi環境にて実験。
 結果相手の音声は受信できるのですが、こちらの声は途切れまくりで、まるっと発言が省略されることもあり、実用に耐えうるものではありませんでした。
 で、色々ネットで調べたところ、Smartalk Fusionのページに、エコーキャンセラーをOffにする方法と、コーディック(音声をデータに変換する処理)の変更方法が書かれていました。
 まず、エコーキャンセラーをOffにしてみましたが、あまり改善はしません。priori2側の音声が途切れます。
 エコーキャンセラーの設定付近に、ノイズキャンセルの設定欄があったので、エコーキャンセラーとノイズキャンセル、ノイズキャンセルのみをOffにする構成でテストしましたが、どちらも改善が見られません。
 ということはコーディックを変更するしかないということで、Wifiと3G/LTEのコーディックを両方GSMに変更し、パケット送信間隔を10msに変更してみました。

 メニュー遷移はSmartalk>設定>SIPアカウント>SIPアカウントリストより対象を選択>詳細設定>Wi-Fiのコーディック 及び 3G/LTEのコーディックを設定

 結果、音声の途切れなく、普通に使えるレベルになりました。同じ現象が発生した方は試してみてください。
 結局、コーディックによる音声改善は一時的なもので、利用時間帯で変化が見られました。
 以前改善が見られたのは利用時間帯との複合的な状況によるもので、コーディックの変更では改善が望めないとの結論に達しました。
 また、音声の途切れSmartalk同士の場合で見られ、Smartalk-固定電話、Smartalk−携帯電話では見られません。
 Smartalk同士の通話は無料であることから、利用者が殺到しているなど負荷によるものとも考えられるので、そのうち対策されるでしょうが、現状ではSmartalk同士の無料通話は使えないものと考えたほうが良いように思います。
 結局筆者は「Googleハングアウト」で運用することにしました。

Googleハングアウトは?

 Smartalkの不具合(調整対処済)から、Googleハングアウトを検討しましたが、こちらは全く問題なく実用に耐えるレベルでした。調整が苦手な方はこちらを試してみても良いかもしれません。
 結局、Smartalk同士の通話が音声が途切れるため、こちらで運用することにしました。はっきり言って音声は非常に聞きやすいです。
 Androidスマートフォンを持っている方ならgoogleアカウントあるはずなので、googleハングアウトのアプリを入れてもらえば使えるようになります。
 簡単で音声も聴きやすく、TV会議も出来ますので、MVNOではLINEではなくGoogleハングアウトの利用をお薦めします。

LINEはどうか?

 知り合いがLINEユーザが多いので、LINEを導入してみることに。インストールは普通に行えるのですが、通信キャリアによる契約ではないので、年齢確認が出来ず、一部制限がある形での運用になりました。
 freetel公式サイトにも書かれていますが、年齢確認が行えないので、LINEを使うには一部制限がかるのはどうしようも無いことのようです。
 でも使う機能が使えるのであればと思い、試してみたところ、友達検索が出来ないことがわかりました。
 友達検索出来なくても、相手から登録してもらえれば良いようですが、先方もそんなにLINE詳しくないので、色々と面倒であることからLINEは諦めることに。
 年齢確認なんて昔はありませんでしたが、いじめ問題の対処として導入したものらしく、なんとも残念な結果ということで諦めることにしました。

root権取得は?

 root権を取ってradicoとrazikoによる視聴エリアガードを外そうと思ったのですが、製品保証が気になったのでroot権取得は止めました。
 個人的に調べた限りでは、Kingo Android ROOTというWindows用のフリーソフトで出来そうでしたが、筆者はやってません。root権取得を行いたい方は、自己責任において実施してみてください。

まとめ

 priori2は平凡なスマホですが、非常にサクサク動き、使用感からは安物感はありません。
 細かいことはイヤで、こだわりもないが、携帯と同レベルの価格帯でスマホを持ちたい方にはピッタリの商品だと思います。
 最後に価格帯ですが、freetelは本体代を入れても月換算で1200円台ですから、携帯より安いでしょうね。
 それではまた。

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