2013/04/25

4/25/2013
 ネットの生命保険流行っていますね。
 目にしない日はないほどです。

 そこで当方も安くなるならと見積をして見ました。

 確かに年齢を入れて金額を入力するとパッと出てきました。

 でも、これって10年とか20年とか保険期間がありますねぇ。
 個人的には終身がいいと思っているので、ここで残念な雰囲気が。

 まあ気を取り直して10年後に更新することを想定し、10歳年をとった状態で再度見積りを実施してみた。
 うーーん、すっごい金額になりましたねぇ。なかなか難しいところです。
  とここまでで、残念に思えたので契約しませんでした。
  筆者が考える保険のあり方について書いてみます。

 生命保険はそもそも家族(配偶者や扶養親族(子供など))への収入保障と、お金があれば治る病気への対処として必要であると考えています。

 まず、収入保障ですが、こちらは年収が100万円だったとします。
 家族の収入保障があと30年必要だったとします。

10年後に死んだ場合は
   年収100万円×10年=1000万円稼ぎ終わっている。
   30年-10年=20年  家族の収入保障=100万円×20年=2000万円必要

20年後に死んだ場合は
   100万円×20年=2000万円稼ぎ終わっている。
   30年-20年=10年  家族の収入保障=100万円×10年=1000万円必要

25年後に死んだ場合は
   100万円×25年=2500万円稼ぎ終わっている。
   30-25年=5年  家族の収入保障=100万円×5年=500万円必要

 10年後に死ぬのと25年後に死ぬのでは家族の保証金額が違うのがお分かりでしょう。
 よく保険成金になるような契約している人を見かけますが、そんな無駄なことはお薦めしません。
 このように書いてみると必要な保証は常に少なくなっていくことがわかります。

 ここまで書けばお分かりでしょう。若くして死ねば関係者に多く保証しなければなりません。
 しかし歳を取ればそれほど必要ないのです。
 また、若くして死ぬ確率は低いのですが、歳を取るたびに高くなっていくのは言うまでもありません。
 死の可能性が見え始めたころに保険に入ろうとすると高額になってしまうのはそのためです。

 そこで、保険料が一定(できるだけ上昇せず)で、保証額は少なくなっていくタイプが保険料も抑えて良いと思われます。
 保証期間は金額見直しがない終身保険で、保険料を抑えるために保証額が減っていくものから探してみてはどうでしょう。

 ネット保険は良い物もあるようですが、このあたりを考えて契約されたほうが良いと思います。

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