compiz-fusionの設定をさわり倒していたのだが、ある日ログインすると画面の4分の1しか表示されない現象が発生した。
なんとかgnome-terminalを表示し、以下コマンドにてwindowマネージャをmetacityに変更すると画面表示を復旧させることができた。
metacity --replace &
上記コマンドはウィンドウマネージャをcompizからmetacity に入れ替えるコマンドである。
設定による不具合であることは、ほぼ間違いないとおもうのだが、どこに設定があるのか不明であったため、取り合えず以下コマンドにてホームディレクトリにある.comizディレクトリを削除することとした。
rm -r .compiz
削除後、以下コマンドにてウィンドウマネージャを再度compizに入れ替えたが、改善されなかった。
compiz --replace &
再度、metacityに切り替え調査を続行。
metacity --replace &
ホームディレクトリ以下のファイルを確認したところ、以下フォルダにcompizの設定があることを発見した。
.gconf/apps/compiz
早速、以下コマンドにてディレクトリをバックアップし、フォルダを削除することに。
tar jcvf gconf_compiz.tar.bz2 .gconf/apps/compiz
rm -r .gconf/apps/compiz
これでうまくいくのか!? 再度ウィンドウマネージャをcompizに切り替えてみる。
compiz --replace &
おお!! うまく回復した。
compiz-fusionの設定をリセットする場合、ホームディレクトリの .gconf/apps/compiz を削除すれば良いようなので、参考にしていただきたい。
2008/07/26
2008/07/06
不要なワークファイルの削除
最近のOSで良く目にすることだが、作業時に作ったワークファイル(テンポラリファイル)が削除されず、溜まっていく現象がある。
Linuxでもこれは同様であり、logファイルなどは定期的に圧縮がなされるようになっているが、整理せずにのっていくファイルがある。
UNIX系OSにはcronという指定時刻に定期的に処理を実行させるスケジューラが存在している。
Linuxでもこの機能がつかえるので、以下に紹介する。
今回は設定として/downloadフォルダ以下に7日以上更新されていないファイルを、定期的に削除する設定を行う。
以下の様に、ファイルに設定を行う。(かならずrootで行うこと)
File : /var/spool/cron/crontabs/root
0 0 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 4 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 8 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 12 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 16 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 20 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
次に、cronデーモンに設定を読み込ませる。
sudo crontab /var/spool/cron/crontabs/root
以上で、設定は完了である。詳細の設定の意味は時間の関係で省略しているが、
エッセンスは含んだつもりなので、さらに理解を深めたい方はmanコマンドなどで
調べていただきたい。
Linuxでもこれは同様であり、logファイルなどは定期的に圧縮がなされるようになっているが、整理せずにのっていくファイルがある。
UNIX系OSにはcronという指定時刻に定期的に処理を実行させるスケジューラが存在している。
Linuxでもこの機能がつかえるので、以下に紹介する。
今回は設定として/downloadフォルダ以下に7日以上更新されていないファイルを、定期的に削除する設定を行う。
以下の様に、ファイルに設定を行う。(かならずrootで行うこと)
File : /var/spool/cron/crontabs/root
0 0 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 4 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 8 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 12 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 16 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
0 20 * * * find /download -mtime +7 -type f -exec /bin/rm -r {} \;
次に、cronデーモンに設定を読み込ませる。
sudo crontab /var/spool/cron/crontabs/root
以上で、設定は完了である。詳細の設定の意味は時間の関係で省略しているが、
エッセンスは含んだつもりなので、さらに理解を深めたい方はmanコマンドなどで
調べていただきたい。
2008/07/01
カーネルモジュールの再構築
カーネルのリコンパイル手順は有名だが、カーネルモジュールの再構築は少々記事が少ない様だ。
virtual-box-oseのカーネルモジュール再構築は以下の手順で行える。
sudo mkdir -p /usr/src/modules
cd /usr/src/modules
sudo apt-get install virtualbox-ose-source
sudo m-a update
sudo m-a prepare
sudo m-a a-i virtualbox-ose
sudo /etc/init.d/vboxdrv restart
同様の手順でalsa-audioも再構築可能なので、参考にしてもらいたい。
virtual-box-oseのカーネルモジュール再構築は以下の手順で行える。
sudo mkdir -p /usr/src/modules
cd /usr/src/modules
sudo apt-get install virtualbox-ose-source
sudo m-a update
sudo m-a prepare
sudo m-a a-i virtualbox-ose
sudo /etc/init.d/vboxdrv restart
同様の手順でalsa-audioも再構築可能なので、参考にしてもらいたい。