2016/02/07

安心してください、計算機のキーは治せます(メンブレン)

計算機の0のキーが反応しない

 それほど多用していないのですが、長年愛用しているCanon製の計算機、0円のキーが思わしくなく、1000円と入力しようと思っても、1円となったり、100円となったり効きがわるいのでむちゃくちゃな数字になってしまう始末。
&nbps;もう買い換えようと思ったのですが、思えば東京勤務の際に、最寄りの駅で買った製品で、なんだか愛着あるんです。
 ということで修理してみることに。

一般的なメンブレン方式でした

 このCanon製計算機 LS-12TU II、一般的なメンブレン方式(ゴム製の電極で入力を行う)でした。
 メンブレン方式でキーの効きが悪くなるのは、なにかゴミが詰まっているか、電極のゴムが切れているかどちらかなのですが、今回はどちらでも無いように見えました。
 とりあえず目に見えない汚れなどで問題が起きているかも知れないので、ゴムの方を中性洗剤で洗って組み立ててみました。
 バッチリ改善といいたいところですが、ダメでした。
 チョット考えてみたのですが、メンブレンとは、ゴム側のボタンが電極として接触してキーが入力されるわけです。

0のキーの伝導性が落ちているとしたら

 0のキーの伝導性が落ちてて、電極で接触が検出できないとしたらと考えてみました。
 ならば、ということでゴム側に伝導物質として鉛筆をこすりつけてみました。
 鉛筆の芯ってすっごい電流が通る物質ですから、これはよく行くのではと期待して組み立ててみました。

バッチリ改善

 ズバリ、完全復活です。あれだけ入力がうまく行かなかったものが、全く何の問題なく入力できてしまうように復活してしまいました。

 捨ててしまおうと思っていたものが、復活してしまうのは非常に嬉しいですよ。
 しかし、鉛筆で治ってしまうのはびっくりしました。
 みなさんも参考にしてみてください。

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